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NUMERO DEUX / 石川伸一 札幌の文化や芸術の記録

出版記念合同作品展「muku TEN 2026」

札幌のアート本プロジェクトの収録作品展示会
札幌市民ギャラリーで明日11/8(日)まで開催中!
私たちは、何によってアーティスト(芸術家)を知るのだろう|その「何」とは、誰かに伝えるための「媒体」のことでもある|本、写真、映像、ウェブ、展覧会|それぞれのメディアには、それぞれの伝え方がある|そんななか、札幌のアートを紹介する、とても魅力的な本が生まれた|今回は、その「本」というメディアを紹介したい|そして、その参加アーティストたちの作品を紹介する展示会も開催された|札幌の老舗ブック印刷会社「アイワード」の自主企画として、札幌で活動する魅力的なアーティスト10人を紹介した書籍『muku』が、2026年10月に発行された|この本に収録された作家たちは、公募で選ばれたのではない|編集者自らが展示会場などに足を運び、作品を見て、出会い、探し出した作家たちだという|その「足で探した」というところも、この本の魅力だと思う|そして『muku』は、単なる作品図録ではない。アーティスト自身の言葉によって、その人と作品が紹介されている。だから、作品を「見る」だけではなく、言葉を「読む」ことができる。80ページの中に、10人それぞれの世界が、静かに立ち上がってくる|装丁も、さすが本職。シンプルで美しい表紙に、ドイツ装――表紙、背表紙、裏表紙をそれぞれ別に仕立てる製本方法――が使われている。その背の部分が、さりげなく美しいアクセントになっている|ウェブで見るアートとは違う。ページをめくる感触、紙の重さ、机の上に置かれた佇まい。リビングのテーブルに、何気なく置いておきたくなる。そんなフィジカルな「現物感」も、この本の魅力だと思う|『muku』は、アイワードのネット販売のほか、本企画に賛同したカフェやショップなどでも入手できる|この本には、1000部を売り切るという明確なゴールがある|そして、それが実現すれば、次の『muku』の発行も予定されるという。
ぜひ、購入を検討して欲しい。それが札幌のアートシーンを盛り上げる力になる。以下のリンクも参考にしてほしい。https://iword.co.jp/news/20261016114503.html

出版記念合同作品展「muku TEN 2026」
2026年11月6日(金)〜 11月8日(日)10:00 〜 18:00(最終日は16:00)
会場:札幌市民ギャラリー 2階(札幌市中央区南2条東6丁目) • 料金:入場無料
ありちゃん / 小林龍一 / 佐藤歩惟 / YOKO SATO & kaamos / SARU 1 / 円山恭子 / めめきら / モントペペリ / 山本和龍美 / wahee
<ゲストアーティスト> ReguRegu
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