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NUMERO DEUX / Shinichi Ishikawa

about

石  川  伸 一  / NUMERO DEUX 札幌でまちづくりを考えたり、アートやカルチャーについて書いたり 盆栽の普及活動しています。TGR演劇審査員 ま...

会議がはじまるとき。

私が主催する「掌(たなごころ)」は、手のひらサイズの盆栽と水石をこよなく愛し、その魅力と楽しさを伝えるべく北海道札幌市を拠点に2019年より活動する自主企画ユニットです。北海道各地の盆栽展示会情...

内気なドラゴン

ばいあすみー #1 「勇敢なドラゴン」×「Who Are You? Who Am I?」 「ドラゴン」や「勇者」と聞くと、「RPG?」と連想する。そういえば、そんなゲームもし...

石の中の梅

水石、鑑賞石の世界〜『梅花石』(ばいかせき)。ウミユリなどの化石をを含むことによって断面に梅の花のような白い模様が出ている石のこと。植物を見立てる石といえば、この他に菊花石が有名ですが『梅花石』の地...

デザインとアートの真実

広告デザインが美術館に ないのは、たまたま。 広告デザインは、時代を映すアートだと思う。かつて「芸術家」という職業はなかった。いたのは「職人」だった。絵を描く人々は、依頼を受けて作品をつく...

新しい中央区役所

新しい札幌市中央区役所。なんかレトロっぽいデザインが好き。 「新しい」というより「昔からあるふう」という雰囲気が公共建築物には大事なのかもしれないですね。...

石に手を上げる

先日、自分の入っている水石の会の総会が開催されました。各種報告、会議を経た後、水石の交換会に。これは石のオークション。会員から出品された石をセリ人が取り仕切り進めていく。ネットオークションと違い...

舘田美玖の平面の未来形 

舘田美玖 第12回500m美術館賞 入選展 平面を飛び越える平面 炭酸水は当たり前だが炭酸があるからこそ美味い。無数の細かな泡が身体を駆け巡り、一瞬のうちに弾けて消える。急ぎ足で飲み干したせいか、...

描く・カク散歩道

作家の動き 加藤ちろる「散策」 私は約束の時間より十分前にカフェへ着いた。だが、その人はすでにそこにいた。視線を落とすと、テーブルの上のノートには無数のラフが描かれている。けれど、オーダー...

シンプルば楽しみ〜時計編

札幌のアップルストアだったところは、今はスオッチストアになってますね。ひさびさに買ってみました。一見、平凡とも感じますが、やや大きめの文字盤、徹底的に簡素化したアラビア数字。スオッチロゴは控えめ...

猫のコンサートを楽しむ週末午後

ある場所に行くこと、集まることは、それだけでまちづくりになると僕は考えている。だからこそ、人々が家を抜け出し、交流できる場が大切だ。 クリークホールは、古民家をリノベーションしたコンサートホールであ...

盆栽鉢の沼

盆栽鉢の沼〜盆栽鉢は盆栽を美しく飾るために重要なアイテム。手頃な量産品から、作家鉢と呼ばれる著名な作家の手によるもの。また、昔の名作家のものもマーケットが形成されていて、なかなか沼な世界でもあり...

通勤途中の雪まつりの個人審査

  3位のかたち〜朝、仕事場に行くときに大通公園を通ります。近頃は国際雪像コンクールの雪像を毎日みていた。私としては写真のリトアニアが1位。結果は3位。派手さはない。でも緻密な作りと、はかな...

24条駅。久々に降り立つ

ミスド。まちがデザインをつくる〜北24条駅。久々に降り立つ。変わらぬバスセンターの急な階段が迎えてくれる。この街は昔から雑多な魅力があり、ギュッと多様な店が凝縮されたような面白さがある。美しい...

札幌注目の展示と注目のギャラリーにて

アートを受け継ぐ〜世界の現代アート展 覚醒 Kakuse 仕事終わり夕方。市電、電車事業所前駅を降りて、新雪と氷となった過去の雪上を歩いていく。足元は滑りやすくとも、心は目的地へと急ぐ|5分...

顔をよく見える〜安木尚博

顔ではない顔〜まちを歩くと、顔が流れていく。自分の顔も空気の中を進む。あたり前だが不思議な感じもする。顔は人間のパーツの中でも独特だ。見る、話す、聞くという極めて実用的な機能が集約されていると...

学校の中の卒業制作展

場学の美学〜美術作品は「どこで」観るかというのも大事であり、楽しみである。今回の会場は卒業生の学校の1階から5階の空間。普段の講義もあると思うので、廊下やフロアの空き空間をうまく使っていて、そ...

「メディアはメッセージである」

週末のおすすめ〜札幌市民ギャラリーでは、札幌大谷大学の卒業制作展が開催中。本ギャラリーの全館を使った大変見応えのある内容になっている。動線も歩きやすい。内容もファインアートから、デザイン・コン...

しっとりとした暗さ

"SHOGUN" まずは結論。全10話、とてもおもしろかったです!お正月に見たくて、ディズニー・チャンネルを契約。終始、しっとりとした暗めの映像が美しく。美術セットも大変見応えがあって、それだけで...