動く日本画を観る 生きている日本画〜義務教育や美術館で見るメジャー作品は「洋画」が多いのではないだろうか。それ自体はそんなに悪いことではないと思う。なぜなら、現在の日本画を楽しむには西洋美術の知識があったほうがい...
異質な祝祭 温かい作品〜蜂の巣には、まだ見ぬ秘密が潜んでいる。そんなことをふと想いながら、大通公園を歩いていた。陽射しは容赦なく、ただただ暑い|グラフィックデザイナーとは、名を伏せた存在だ。自らを語ること...
音の美術 美術と音〜昨日、企画協力をさせていただいた澁谷俊彦さん個展にて、オープニングライブとして、市内在住の音楽家 富山惠子さんのライブをおこないました。部屋を思わせる展示の中で、おこなわれた彼女の即興ラ...
会議がはじまるとき。 私が主催する「掌(たなごころ)」は、手のひらサイズの盆栽と水石をこよなく愛し、その魅力と楽しさを伝えるべく北海道札幌市を拠点に2019年より活動する自主企画ユニットです。北海道各地の盆栽展示会情...
デザインとアートの真実 広告デザインが美術館に ないのは、たまたま。 広告デザインは、時代を映すアートだと思う。かつて「芸術家」という職業はなかった。いたのは「職人」だった。絵を描く人々は、依頼を受けて作品をつく...
舘田美玖の平面の未来形 舘田美玖 第12回500m美術館賞 入選展 平面を飛び越える平面 炭酸水は当たり前だが炭酸があるからこそ美味い。無数の細かな泡が身体を駆け巡り、一瞬のうちに弾けて消える。急ぎ足で飲み干したせいか、...
描く・カク散歩道 作家の動き 加藤ちろる「散策」 私は約束の時間より十分前にカフェへ着いた。だが、その人はすでにそこにいた。視線を落とすと、テーブルの上のノートには無数のラフが描かれている。けれど、オーダー...
シンプルば楽しみ〜時計編 札幌のアップルストアだったところは、今はスオッチストアになってますね。ひさびさに買ってみました。一見、平凡とも感じますが、やや大きめの文字盤、徹底的に簡素化したアラビア数字。スオッチロゴは控えめ...
猫のコンサートを楽しむ週末午後 ある場所に行くこと、集まることは、それだけでまちづくりになると僕は考えている。だからこそ、人々が家を抜け出し、交流できる場が大切だ。 クリークホールは、古民家をリノベーションしたコンサートホールであ...
通勤途中の雪まつりの個人審査 3位のかたち〜朝、仕事場に行くときに大通公園を通ります。近頃は国際雪像コンクールの雪像を毎日みていた。私としては写真のリトアニアが1位。結果は3位。派手さはない。でも緻密な作りと、はかな...
24条駅。久々に降り立つ ミスド。まちがデザインをつくる〜北24条駅。久々に降り立つ。変わらぬバスセンターの急な階段が迎えてくれる。この街は昔から雑多な魅力があり、ギュッと多様な店が凝縮されたような面白さがある。美しい...
札幌注目の展示と注目のギャラリーにて アートを受け継ぐ〜世界の現代アート展 覚醒 Kakuse 仕事終わり夕方。市電、電車事業所前駅を降りて、新雪と氷となった過去の雪上を歩いていく。足元は滑りやすくとも、心は目的地へと急ぐ|5分...
顔をよく見える〜安木尚博 顔ではない顔〜まちを歩くと、顔が流れていく。自分の顔も空気の中を進む。あたり前だが不思議な感じもする。顔は人間のパーツの中でも独特だ。見る、話す、聞くという極めて実用的な機能が集約されていると...
学校の中の卒業制作展 場学の美学〜美術作品は「どこで」観るかというのも大事であり、楽しみである。今回の会場は卒業生の学校の1階から5階の空間。普段の講義もあると思うので、廊下やフロアの空き空間をうまく使っていて、そ...
「メディアはメッセージである」 週末のおすすめ〜札幌市民ギャラリーでは、札幌大谷大学の卒業制作展が開催中。本ギャラリーの全館を使った大変見応えのある内容になっている。動線も歩きやすい。内容もファインアートから、デザイン・コン...
しっとりとした暗さ "SHOGUN" まずは結論。全10話、とてもおもしろかったです!お正月に見たくて、ディズニー・チャンネルを契約。終始、しっとりとした暗めの映像が美しく。美術セットも大変見応えがあって、それだけで...
嘘つきは誰だ? 優羽 個展「嘘つきな当事者」 時折、こう思う。行動や結果とは、ただの余白に積もった残骸のようなものではないか、と|内面こそが自分自身なのだ|JR札幌駅を出て、冬の道を歩く。氷と雪が交じり合っ...
生きているけど死んでいる、「冬の華」 澁谷俊彦展 「冬の華」 澁谷俊彦展 "Winter Flowers" creature / seeds のある風景 |生きているけど死んでいる、ということはありうる。生とは客観的に捉えるだけではなく、主...
澁谷俊彦 「Snow Pallet 18 -winter again-」 溶けるより溶け込みたい。 |札幌|雪が静かに降り積もり、新たな風景が姿を現す|昼の光の中で映える景色も素敵だけれど、夜の静寂の中に浮かび上がるそれもまた美しい|公園にある立体美術作品(オブジェ)を...
室蘭未来〜ムロランアートプロェジェクト 室蘭の新しいフェイズと室蘭ファン〜9月週末に開催されたムロランアートプロジェクト「鉄と光の芸術祭」2024が終了しました。今回が4回目の実施でした。今、室蘭は、イオンモールの建設のニュースから始ま...
思い出の一冊〜NEVER MIND BOOKS 2023 オリジナルのリトルプレス『que 人生によくある9つの動詞』。「NEVER MIND THE BOOKS 2024」にて入手しました。 アーティスト✕グラフィックデザイナー✕ライターの共作。100...
飾りの方法は「景道」 今週末土日は市民ギャラリーで来ませんか?〜「石」を見る。私は盆栽とつながりの深い伝統文化『水石』を始めてから、もう7年くらいだろうか。展示会では畳1畳分のスペースに、自分が見立てた「石」を配置する...
未来と過去が交差する室蘭 芸術で秋を知る〜秋分の日。3連休の最後は室蘭市での芸術祭『ムロランアートプロジェクト』の最終日でもあります。歴史的、建築物の中のアート展示は、あなたに過去と未来を体験させてくれると思います。お時間あ...